ポケットの無かった江戸時代に、印籠や巾着、煙草入れ等の提げ物を、腰の帯に提げて携帯するために

紐の先に結わえて使用する滑り止めとして作られたのが、根付です。

根付の材料には、古くから柘植や象牙が多く用いられてきました。

 

柘植は関東から九州にかけて分布する常緑樹で、庭木や街路樹としてよく用いられています。

材質は黄褐色で極めて綿密なため、古くから印材、版木、将棋の駒、櫛等に利用されています。

水晶には古くから、魔除けの力が備わっていると信じられています。
また、干支にはそれぞれ守り本尊という仏様がついていて、厄払いの力が備わっていると信じられています。
その二つの力を合わせて魔除け厄払いの御守となっているのが、水晶干支十二支です。

また、干支には表干支と裏干支があり、その二つの御守を持つ事により、上下、左右、前後、内外、四方八方全ての方角から来る災厄から護って戴けるようになります。

江戸時代中頃、見世物小屋や芝居小屋の並ぶ両国、浅草界隈は大勢の人々で賑わっていましたが、その反面、多くの子供が迷子になっていたそうです。
そのため親達は木札に名前、年齢、住所等を書いて紐を付け、子供の首に掛けさせたのが、「名前札」の始まりと云われています。

また、お祭りで神輿を担いでいる人が、首に掛けている札を「喧嘩札」と言います。
その昔、せっかちな江戸っ子が喧嘩をする際「名乗る間も惜しい」といって、最初から自分の名前を書いた木札を、首に掛けていたのが「喧嘩札」
の始まりと云われています。

打出浜の小槌伝説や、一寸法師のおとぎ話、大黒様の持っている小槌等、幸福をもたらす道具として「打出の小槌」は、今でも語り継がれています。
また、この小槌は、十種類十五個の縁起物が入っており、身に付けた方の願いを叶えてくれる「開運の小槌」となっております。

@恵比寿様  七福神の一人で金運財運に恵まれる商売繁盛の神様
A大黒様   米俵の上に居り生涯食物に困らない家内安全の神様
B瓢箪     昔から神が宿り、六瓢箪は無病息災の意味
C蛙      旅に出た人無事帰る。出ていったお金が又返る。
Dさいころ   どこへ転がっても必ず芽が出る所から縁起がよい
E小判     小槌の中へ入れて振れば何倍にも増える
F破魔矢   八方除。魔を打破る矢
G南天     難転と云って難を転じて福と成ると云われる
H狸       他抜。仕事や学業の面で他人より抜きん出る
I達磨     七転八起。中国少林寺で九年間壁面座禅をし奥義を授かる

開運の小槌の由来
仏教の世界では、「三」という数に一人の仏様が宿ると云われています。
その古事に則り、御釈迦様と由縁のある菩提樹の木の実を使用し、呆け封じ及び足腰の御守りとしましたのが、星月菩提樹の三玉珠です。
また、三つの木の実は人の体を表しており、一番上の玉が「頭」、二番目が「腰」、三番目が「足」を表しています。
菩提樹の木の実には、御経の様な模様が浮き出ていますが、この模様は御釈迦様が菩提樹の木の下で悟りを開かれた時から、浮き出るようになったと云われています。
                           
       
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