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【高橋稚山 左馬】豆札 赤
山形県天童市の将棋駒師「高橋稚山(たかはしちざん)」
日本に残る数少ない駒職人が、柘植を様々な道具を巧みに使い、切り出し、鋭い剣先1本で繊細に力強く彫り上げています。
左馬由来
左馬は「馬」の字が逆さに書いてあります。「うま」を逆さから読むと「まう」と読めます。「まう」という音は、昔からめでたい席で踊られる「舞い」を思い起こさせるため、「左馬」は福を招く縁起のよい駒とされている。
馬は人がひいていくものですが、その馬が逆さになっているため、普通とは逆に馬が人をひいてくる(=招き入れる)ということから千客万来・商売繁盛に繋がるとされています。古くから芸者は三味線の胴に左馬を書いて縁起を担ぐ習慣があります。
馬は左側から乗るもので、右側から乗ると転んでしまいます。「転ぶことなく人生が過ごせる」という意味があります。