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【高橋稚山 隈取札】鳴神 
山形県天童市の将棋駒師「高橋稚山(たかはしちざん)」
日本に残る数少ない駒職人が、柘植を様々な道具を巧みに使い、切り出し、鋭い剣先1本で繊細に力強く彫り上げています。
鳴神
歌舞伎十八番の一つ『鳴神』に登場する人物
朝廷への恨みから龍神を滝壺へ封じ込め
雨を降らせなくした高僧「鳴神上人」
雨が降らず旱魃に困った朝廷は上人の呪術を破るために
美女「雲の絶間姫」を送り込み
戒律を犯させ酒で酔いつぶします。
目が覚めた時には封印が解かれていて姫に騙されていたことに気づき
聖僧から狂人のように堕落した僧侶へ変化した
『鳴神上人』が用いる隈取です。